青森県 |
青森県・大間のマグロ料理や恐山、秘湯めぐりも楽しみな青森県。青森県の北東部、陸奥湾と、太平洋を隔てるように突き出した下北半島。なんといっても、最高級の本マグロが水揚げされる大間町が有名だ。大間でマグロ料理に舌鼓を打ったら、地獄風景が広がる恐山を観光。さらに下風呂温泉や、薬研温泉といった秘湯での湯浴みも楽しみ。野生馬が草をはむ岬や、夜景の名所・釜臥山など、ほかにも見どころが目白押しだ。津軽半島では、あの文豪の感性を育んだ北国・津軽の文化に触れる。
拠点となるのは、五所川原駅周辺。高さ約22mの巨大ねぷたが練り歩く、五所川原立佞武多で有名だ。そこから、津軽鉄道で北上すれば、文豪・太宰治の出身地である金木や、冬に白鳥が飛来する十三湖などの見どころが点在する。更に、太宰治の小説『津軽』や、石川さゆりのヒット曲『津軽海峡・冬景色』の舞台になった龍飛崎にも足を延ばしてみよう。
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岩手県 |
世界遺産の平泉と、迫力の渓谷美、見る者を圧倒する平安美術を鑑賞。 2011年に世界遺産登録された平泉は、中尊寺や、毛越寺をはじめとする仏教寺院や、浄土庭園など、平安時代末期に奥州藤原氏が築いた華麗な黄金文化の遺跡が現存している。一関では、四季折々に変化に富んだ景観、風情を楽しむことができる厳美渓、猊鼻渓の二大渓谷は必見!初代清衡公の生誕の地である奥州市のテーマパーク「えさし藤原の郷」は、平安時代の街並みを再現。又、盛岡は盛岡城を中心に発展した城下町。大戦の戦火を免れたため、今も明治・大正期の街並みが多く残っている。石川啄木や宮沢賢治など、町にゆかりの深い人物の足跡を紹介したスポットめぐりや、盛岡冷麺、盛岡じゃじゃ麺、わんこそばの盛岡三大麺の食べ歩きもお忘れなく。雫石町まで足を延ばせば、渓流釣り、キャンプ、スキーなどを楽しめるぞ。
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秋田県 |
渓流、湖沼、山岳が織りなす大迫力の自然美を味わおう。
日本第3位の水深を誇る十和田湖はどこまでも蒼く幻想的。十和田湖から流れ出る奥入瀬渓流は静かに、ときに荒々しく流れる。、奥羽山脈北部の山塊・八幡平は高山植物や紅葉で四季折々に表情を変える。青森・秋田・岩手の3県にまたがって広がる十和田・八幡平ゾーンは、見る者を圧倒的な自然美で魅了する絶景の地。名湯が多いのも特徴だ。古都の風情あふれる昔町と秘湯ファンを虜にする名湯。
角館は江戸時代初期に芦名義勝によって整備された城下町。今なお藩政時代の町割りが残り、豪壮な武家屋敷や商家が多く現存しているため、みちのくの小京都と称されている。特に昔町の黒塀と優美なシダレザクラのコントラストが映える春は、ほかの町では感じられぬ風情がある。神秘的な田沢湖や乳頭温泉郷も併せて観光するのが、このエリアの定番。
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宮城県 |
世界が認めた名勝で絶景鑑賞と魚介グルメ。松島湾に浮かぶ大小260余の島々が織りなす絶景は日本三景のひとつ。近年はミシュランで三ツ星にも輝き、世界中に価値が認められた。四大観と称される大高森、多聞山、扇谷、富山や、遊覧船からその絶景を眺めよう。松島をこよなく愛した伊達政宗ゆかりの五大堂や瑞巌寺などの観光、それに名物のカキやアナゴ料理を食べるのもお忘れなく。仙台は、観光、グルメ、温泉…、すべて揃う東北最大の都市。
東北最大の都市にして産業経済の中心地。戦国武将の伊達政宗が城を構えていたため仙台城跡や大崎八幡宮、瑞鳳殿などの歴史スポットが多い。また、牛たんや冷やし中華、ずんだ餅など、ご当地グルメの食べ歩きも楽しみのひとつだ。市内には秋保温泉と作並温泉という名湯もあるので、市街地で観光した後は、湯宿でのんびり、なんて旅のアレンジも可能。
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山形県 |
戦国武将の足跡をたどり絶品米沢牛と温泉を堪能。 山形の南部地域を表すエリア名が置賜(おきたま)。中心都市の米沢には、大河ドラマでも注目された直江兼続や上杉謙信ゆかりの史跡などが多い。名物はなんといっても米沢牛。舌の上でトロリと溶ける食感をぜひ味わいたい。そのほかに奥州街道の宿場町として栄えた赤湯温泉や、山形鉄道フラワー長井線沿いに点在する桜の名木なども見どころだ。庄内は、日本海と名峰を擁する四季鮮やかな食の都庄内。 江戸時代に北前船の寄港地として繁栄した酒田と、庄内藩十四万石の城下町として栄えた鶴岡を中心としたゾーン。酒田は日本海を代表する湊町なので、まずは魚介グルメに舌鼓。また、映画『おくりびと』のロケ地をめぐるのも楽しい。鶴岡では、開山1400年以上の歴史を誇る霊場、羽黒山で神秘のパワーを感じてみよう。
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