十和田湖から流れ出る唯一の川が奥入瀬川。焼山[やけやま]から子ノ口[ねのくち]までを特に奥入瀬渓流と呼ぶ。奥に入るほどに瀬が多くなることから「奥入瀬」と名づけられたという。 |
青森駅から車で約2時間。奥入瀬の渓流美を十分に満喫した頃、子ノ口近くの木立の中に十和田湖が姿を見せる。典型的な二重カルデラ湖で、周囲44km、最深部は327m。秋田県の田沢湖、北海道の支笏湖に次いで3番目の深さだ。形成は20万年前に遡る。 |
青森県南西部から秋田県北西部の県境にまたがる13万haの山岳地帯。その中心部に位置する、原生的なブナの林で覆われた1万6971haのエリアが遺産地区として登録されている。 |
八甲田山は南八甲田、北八甲田両連峰の総称。青森市街から見えるのは1585mの大岳を主峰とする北八甲田だ。田茂萢[たもやち]岳にはロープウェーがかかる。ブナやミズナラの天然林は新緑、紅葉が美しい。田代平[たしろたい]北西の馬立場[うまたてば]には、八甲田雪中行軍遭難の後藤伍長の銅像が立つ。 |
陸奥湾を望む青い海公園に隣接する、地上76mの正三角の建物。迫力ある360度全周映像のパノラマ映画と、展望台が見どころだ。1階は土産コーナー、2階は民工芸品実演など各種展示コーナー。青い海公園では6月末頃からねぶた制作小屋が設けられ、8月の祭りまで制作風景の見学もできる。
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アウガ地下1階にある市場。魚介海産物・青果・専門店街の87店が、豊富な旬の生鮮品や日用品を揃えて朝早くから賑わう。かけ声に浸るのも楽しい。定食や麺類などが食べられる各種食堂、大型レストランもある。 |