標高132mの勝山山頂に立つ松山城(史跡)は、大天守に複数の小天守が連結する連立式天守をもつ平山城[ひらやまじろ]。1627年(寛永4)、加藤嘉明[かとうよしあき]によって完成。乾櫓[いぬいやぐら]、野原櫓、隠門[かくれもん]など築城当時から残るものはすべて重要文化財に指定されている。 |
夏目漱石が小説『坊っちゃん』の中で、「マッチ箱のような」小さな汽車と形容したのが名の由来。小説の舞台となった明治期の仕様を復元した車両も、幅約2mの客車がついた小さなディーゼル機関車だ。 |
日本で最初に指定を受けた海中公園。色とりどりのサンゴや熱帯魚の楽園で、スキューバダイビング、釣り、海水浴などのポイントも多く、南宇和の美しい海の魅力を堪能できる。リアス式の海岸線や高茂岬、亜熱帯植物が繁茂する鹿島など景勝地も点在する。 |
東西約25km、南北約3kmのカルスト台地は、ハンカイソウなどの高山植物が群生するところや貴重な石灰岩植物が見られるところもある。夏でも冷涼な山奥に深く入り込み、かなりの距離を歩くので山歩き用の服装を準備したい。 |
日本七霊山に数えられ古くから信仰登山が続く、西日本最高峰。一般登山ルートは、バス停:石鎚土小屋から尾根伝いに歩く土小屋コースと、西条市側から石鎚登山ロープウェイ山頂駅から頂上まで歩く表参道コース(ともに徒歩約2時間30分)。 |
正岡子規が17歳まで暮らした家を復元した記念堂。子規の菩提寺である正宗禅寺[しょうじゅうぜんじ]境内に立つ。直筆原稿や遺墨、遺品などの展示品から筆まめで鋭敏な子規の性格を感じとることができる。愛用の机や座布団もみもの。
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