1億7500万年もの歳月が造り出した、日本有数の鍾乳洞。鍾乳石や石筍[せきじゅん]など自然の造形美が楽しめる。全長4kmのうち約1kmが観光コース(所要30分)。所要90分の冒険コースも用意されている。
|
土佐湾に臨む白砂青松の浜辺で、月の名所として知られる。毎年中秋の名月の夜には、名月酒供養が催され、高知が生んだ文人大町桂月[おおまちけいげつ]を偲ぶ。周辺には大町桂月記念碑などが立ち、散策によい。
|
三層6階の天守閣をもつ平山城[ひらやまじろ]。初代土佐藩主・山内一豊が1601年に築城を開始。1611年、二代藩主・忠義の時に完成した。その後焼失したが、1753年に再建。 |
竜頭岬の小高い丘の上にあり、はるか太平洋を見据える龍馬の銅像。1928年に完成したもので、和服姿に懐手をしてブーツといういでたちで堂々と立つ。像の高さは台座を含め約13.5m。
|
300年も前から続く街路市は月曜と土曜を除く毎日、市内各所で開催。なかでも賑やかなのが日曜市だ。高知城の追手門から東に延びた全長約1kmの追手筋に、びっしりと軒を連ねる露店は約500軒。1日の人出約4万人とスケールが大きい。 |
1899年の完成で、今も現役。紺碧の大海原を背景に立つ白亜の灯台は、ビューポイントとして人気だ。地上から灯台頭部までの高さ15.4m。直径2.6mのレンズは日本有数の大きさを誇り、光達距離は49kmにも及ぶ。 |