約3万平方mの敷地内に、居留地時代から現存する、国指定重要文化財の旧グラバー住宅、旧リンガー住宅、旧オルト住宅のほか、市内に点在していた6棟の洋館を移築・復元。なかでも1863年(文久3)に建てられた旧グラバー住宅は、現存する日本最古の木造洋館で、上から見ると四つ葉のクローバー型の屋根が特徴的。スコットランド出身の貿易商トーマス・ブレーク・グラバーの旧邸で、現在は遺品を展示している。坂本龍馬と密談したといわれている隠し部屋も見どころ。園内の展望台からは長崎港を一望でき、夜のライトアップも美しい。 |
九十九島の美しい景色の中を、ゆったりとした気分で遊覧できる九十九島遊覧船「パールクィーン」をはじめ、小型遊覧船でのエコツアーや、ヨットセイリング、シーカヤック体験など、九十九島の海を満喫できる。2009年7月、リゾート内に「西海国立公園九十九島水族館
海きらら」がオープン。九十九島の海中世界を再現した「九十九島湾大水槽」や、イルカと心ふれあう「イルカプール」、九十九島にすむクラゲたちが癒しの音楽と幻想的な光の中に浮かび上がる「クラゲシンフォニードーム」等の展示コーナーがある。 |
大村湾に面して152ヘクタールという、広大な敷地に広がるハウステンボス。オランダの街並みを模した街には運河が巡り、1年を通じて花と緑に包まれるリゾート地だ。場内には様々な感動を体験できる多数のゾーンが設けられ、「チューリップ祭」や「光の王国」等、四季折々のイベントも。またハウステンボス内には、オルゴールや磁器などの美術館、ホテルやレストラン、ショップも並び、訪れる人それぞれに思い思いの時間を楽しめる。 |
幕末の開国にともなって造成された長崎居留地の中に、在留外国人のために建設され、中世ヨーロッパ建築を代表するゴシック調の国内現存最古の教会堂です。直前に列聖されたばかりの「日本二十六聖殉教者」に捧げられました。西坂の丘で殉教した26聖人へ祈りを捧げるために建てられたため、正面は西坂の丘に向けられています。
|
長崎市のシンボル稲佐山へ。5分間の空中散歩。稲佐山山頂まで5分で運行するロープウェイ、標高333メートルの山頂からは360度のパノラマで市内全景を望むことができ、天候の良い日は雲仙・天草・五島列島までも遠望できます。また、1000万ドルの夜景と激賞される長崎の夜景のビュースポットとしても有名です
|
1955年8月8日(昭和30年)に完成。青銅製の像で高さ9.8m台座3.8m重量約22トン。北村西望氏作。この像は神の愛と仏の慈悲を象徴し、原爆犠牲者の鎮魂と永遠の平和を願い、天を指す右手は「原爆の脅威(長崎の過去)」を、水平にのばした左手は「平和(長崎の未来)」を示し、
軽く閉じた瞼は戦争犠牲者の冥福を祈っている。毎年8月9日、「長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典」がここで催しされ、全世界に向けて「長崎平和宣言」がなされる。
|