日本で最初に国立公園に指定された瀬戸内海国立公園。その島々を結ぶように建設された瀬戸大橋は、全長約9.4kmで鉄道道路併用橋としては、世界一の長さを誇ります。土曜と祝日には、日没より橋がライトアップされ、優雅でロマンチックな雰囲気が楽しめます。 |
1000m級の上蒜山、中蒜山、下蒜山からなる蒜山三座(ひるぜんさんざ)では雄大な景色が楽しめます。また、南裾野に広がる蒜山高原は、国内最大のジャージー酪農地帯で約2500頭と全国一の飼養頭数を誇っています。この蒜山地域では、夏はキャンプや登山、サイクリング、冬はスキーなどのアウトドアレジャーを楽しむことができます。
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倉敷美観地区にある大原美術館は、昭和5年に開館した日本最初の私立西洋美術館です。モネやピカソ、ルノワールなどの西洋絵画の巨匠たちの名画が飾られ、さらに現代絵画や工芸にいたるまで、広範な作品を展示・収蔵しています。 |
江戸時代、幕府直轄地である「天領」として栄えた倉敷。高瀬舟を使った水運によって備中の特産物が集まり、その中心である倉敷川畔には、豊かな商人の町屋や白壁の土蔵が立ち並びました。現在でも小さな路地裏に当時の建物が修復・再現され、ギャラリーや喫茶店、土産物店などの個性的な店舗として利用されています。 |
宇喜多秀家が築城。三重六階からなる天守閣と不等辺五角形の天守台は、安土城天守閣を模したとも。黒い外観から別名「烏城(うじょう)」とも呼ばれています。昭和20年に空襲で焼失しましたが、昭和41年(1966)に鉄筋コンクリート造り三層六重の天守を再建。平成8年に金箔瓦と金の鯱に改修され内容も一新されました。 |
江戸時代を代表する大名庭園の一つです。延養亭や能舞台を中心に園内各所に置かれた亭舎や祠には、歴代藩主の思いが込められています。広い芝生地や、池、築山、亭舎が園路や水路で結ばれ、歩きながら移り変わる景色や眺めることができるよう工夫された庭園です。
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