羽田（東京）発：ANA（全日空）で行く小松・加賀温泉郷

金沢とは距離を保ちながらも、加賀百万石の文化を匂わせる美意識が花開いた地。加賀市は、大聖寺藩の置かれた〈大聖寺〉、加賀温泉郷の〈山代〉〈山中〉〈片山津〉の三温泉、日本海と接する〈橋立〉、旧北陸道に面した〈動橋〉の六つの地域から成ります。三つの温泉地が全く異なる顔を持つように、これらの六地域にもそれぞれにいわれを秘めた歴史と個性豊かな暮らしがあります。然し、晴れた日、どの空にも姿を現すのが、畏敬の念を感じずにはいられないほど神々しい白山。そう、加賀の母体は、白山とも言えます。そんな地は、山岳家にして文学者の深田久弥や、雪の科学者である中谷宇吉郎らを生み出し、芭蕉や魯山人など数々の歴史上の人物を呼び寄せました。霊峰が生み出す四季と大地には、旅人を惹きつけてやまない不思議な魅力が潜んでいるのです。

白山連峰を望み、柴山潟を見下ろすことのできるホテル。ホテルアローレは、北陸に位置するリゾートホテルです。石川県加賀市という、自然と文化と食材に恵まれた、隠れ家的な土地。ここには、現代人を癒す「不思議な何かがある」。童心を取り戻すことのできる「心踊る何かがある」。光が降り注ぎ、柴山潟と白山連峰を見下ろす聖なる丘に、夢と希望を胸にお客様をおもてなししたい。凛として建つホテルアローレで、皆様にこの地の良さを味わっていただきたいホテルです。

養老元年(717年)、泰澄法師によって開湯された粟津の湯は、古来、美人をつくり傷を癒す名湯との評価が高く、加賀温泉郷の中でも『わざわざ地元の人が行く温泉』いわば『通の温泉』として知られています。湯･食･遊、奥深い温泉文化をゆったりと味わう。日暮らしの節目節目で、身も心も癒してくれる温泉。露天の湯金閣の玄関の脇には『お湯かけ観音』と地元の方に親しまれる飲泉があります。たゆまなく湧いておりますので、ここでお湯を汲み、持って帰る方もいるぐらいです。