香港は、中国広東省の南東の沿海地帯に位置する約1100平方キロにわたって広がる地域。九龍、香港島、新界の3つに分かれる。香港島はビクトリアハーバーを隔てて九龍の真南に位置し、新界は九龍の北方、中国本土と境を接する地域で、面積では香港の大部分を占めるとともに、260以上の島々を含む。 1841年、イギリスの植民地となった時点では、この地域は漁村の集りで「荒れた岩地」と呼ばれていたが現在はご存知のとおり。 香港全土の70％以上が農地で、うち40％が国立公園として保護されている。つまり、国全体における国立公園の割合は、世界トップクラスといえる。人口690万人強でその95％が中国人。公用語は英語と中国語。最も広く使われているのが広東語だが北京語も増えてきている。 標識は英語、もしくは英語と中国語の両方で書かれている。サービス業に携わる人の大半は英語を話す。通貨は香港ドル(HK$)。貨幣は10セント、20セント、50セント（以上銅色）、1ドル、2ドル（銀色）、5ドル（白銅色）、10ドル（青銅色）。紙幣は、20ドル、50ドル、100ドル、500ドル、1,000ドルがあり、香港上海銀行、スタンダード・チャータード銀行、中国銀行が新10ドル札以外の紙幣を、香港政府が新10ドル札と硬貨を発行している。ビジネスアワーはだいたい、9:00a.m.〜5:00p.m.（月〜金）、9:00a.m.〜1:00p.m.（土）。主要銀行の営業時間は9:00a.m.〜4:30p.m.（月〜金）、9:00a.m.〜12:30p.m.（土）。日曜と国民の休日は休み。 大多数の店が年中無休。一般的に営業時間は10:00a.m.〜7:00p.m.。ただし例外もあり、コーズウェイベイや　チムサアチョイなどの繁華街の店は午後9時半すぎまで開いている。セントラルではたいてい午後7時には閉まる。 レストランはだいたい夜11時〜まで営業します。また、ランクワイフォン、ワンチャイ、チムシャツイにあるバーは、オールナイト営業をしているところが多いです。香港を訪れるには、香港を出発する日から少なくとも1ヶ月以上（国によっては６ヶ月）有効であるパスポートが必要となり、ビザ無しで滞在できる期間は7〜180日と国によって様々です。ただし、こうした入国条件は改訂されることもありますので、最新情報は中国大使館または領事館にお問い合わせ下さい。ビザ取得に関する詳細は こちらをクリックしてビザ／入国許可規定をご覧下さい。