羽田空港発のデトロイト線、ロサンゼルス線の最大の特徴は、両都市および米国各都市への優れたアクセスだ。都心／羽田間の利便性が高いうえ、出発時間帯が早朝や深夜設定のため、有効な時間の使い方が工夫可能だ。またデトロイトとロサンゼルスはいずれもデルタ航空の拠点であり、以遠への乗り継ぎにもさまざまな選択肢と利便性がもたらされる。

ロサンゼルス線の場合、深夜発のため日本国内各地から余裕をもって羽田で乗り継げる。ロサンゼルス以遠についても、たとえばラスベガスにも同日中に到着できる。金曜に仕事を終えて羽田から出発すれば、月曜を1日休むだけで週末ラスベガス旅行が楽しめるのだ。

早朝に現地着となるデトロイト線から乗り継いだ場合、羽田発の同日午前中には米国東海岸でビジネスを開始することも可能だ。レジャーについても、たとえばカンクン旅行に利用すれば、羽田空港を発った同日昼にはカンクンのビーチで寛げる。

羽田発着のフライトに関してはサービス面でもデルタ航空は最先端サービスを用意している。使用機材は2路線とも、世界的なサービス向上計画の一環として内装を刷新中のボーイングB747-400型機で、2011年夏以降、ビジネスクラス「ビジネスエリート」にはフルフラットベッドシートが順次導入され、エコノミーを含む全座席に個人用エンターテインメントシステムが用意される。

空港でのサービスに関しても、「ビジネスエリート」等の利用客は、羽田空港では東京国際空港ターミナルが運営する共有ラウンジで出発までの時間をリラックスできる。（1月現在の予定）
米国ではデトロイト、ロサンゼルスを含む主要空港でデルタ航空が運営するラウンジ「デルタ スカイクラブ」を利用できる。