カタールとは |
カタールは、アラビア湾の西側沿岸に位置し、土地のほとんどが海に囲まれています。南側はサウジアラビアとアラブ首長国連邦に隣接し、北西側はバーレーンに隣接しています。夏は暑く、冬は比較的温かいという砂漠気候で、夏には気温が摂氏25度から46度
になります。冬の降雨量は最小限で、平均でも年間75.2ミリメートルを超えることはありません。現在のカタール人口は約90万人で、その大半は首都であるドーハに在住しています。カタール国籍を持つ人口は25万人程で、カタール人口の約75%近くが外国人労働者
から成り立っています。首長は、H.H. Sheikh Hamad Bin Khalifa Al- Thani (シェイク・ハマド・ビン・ハリファ・アル・
サーニ)。カタールの統治権は先祖代々受け継がれており、後継者候補は H.H.SheikhTamim
Bin Hamad Al Thani (シェイク・タミン・ビン・ハマド・アル・サーニ)です。
面積は小さくても(ベルギーの三分の一)、カタールは豊富な石油と天然ガス埋蔵量を持つ、経済的に大変強い国です。また、観光、金融、教育など多様な産業の発展を支える地域の基盤への大幅な投資が続いています。商業や行政の中心地であるドーハには、近未来的高層ビルや5つ星ホテルなどが立ち並び、巨大ショッピングセンターも続々と開店しています。北部沿岸には真珠を抱く貝をかたどった人工島「ザ・パール」の建設も進んでいます。また、海外の有名大学の分校が多数開校するなど、教育都市としての発展も進んでいます。
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査証(VISA) |
ビザ】2週間有効の訪問ビザ、商用ビザとも、カタール入国時にドーハ国際空港で取得可能。費用はQR100。支払いはクレジットカード(VISA、MASTER)で。クレジットカードを所持していない場合、プリペイドカードを購入して支払う。陸路で入国する場合は、この制度が周知されていないこともありうるので、従来どおり事前にビザを取得しておいたほうが無難だ。在日カタール大使館あるいは在外カタール大使館で商用ビザを申請する場合は、会社推薦状が必要となる。【パスポート】有効残存期間は6カ月以上。【入国カード】なし
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通貨・為替 |
通貨単位はカタール・リヤルQR(Qatar
Riyal)とディルハムDh(Dirhams)。QR1=100Dh=24.63円(2010年2月5日現在)。紙幣はQR500、QR100、QR50、QR10、QR5、QR1。硬貨は50Dh、25Dh。 |
両替 |
銀行より両替商のほうがレートもよくコミッションもない。スーク・ワキーフやアル・ハマド・ストリートの周辺にある。日本円の両替を受け付けてくれないところもあるので注意。米ドルかユーロをいくらか持っていくと便利だ |
チップ |
特に習慣はないが、ホテルやレストランでいいサービスを受けたと思ったら払っても構わない。トイレのチップも不要。 |
気候 |
国土の大半が砂漠と岩の荒野で雨は非常に少ないが、三方を海に囲まれているため湿度は高く、夏期には気温が45℃を上回ることも。日の出の一撃は非常に強烈で、その後温度はぐんぐん上昇する。たとえ夜でも5分も外にいれば汗びっしょりになる。一方、10〜4月は比較的過ごしやすい。1月の平均気温は16℃前後と、緯度のわりに涼しい。 |
時差 |
日本との時差はマイナス6時間。日本の14:00がカタールでは同日の8:00となる。サマータイムは実施されていない。
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マナー |
年齢にかかわらずイスラム教徒の飲酒は禁止されている。喫煙は特に法令化されていない。レンタカーの年齢制限は各社によって異なる。 |
電圧 |
電圧は240V。周波数は50Hz。プラグタイプはBF。 |
水 |
ミネラルウォーターを飲用。水道水は海水と地下水を淡水化している。 |
電話 |
【カタールから日本への電話のかけ方】 東京(03)1234-5678にかける場合
0(国際電話識別番号)
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81(日本の国番号)
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3(最初の0を取った市外局番)
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1234-5678
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